どっちでも良いって言うけど、しといた方が良いね。ってよく言われます。Vol.1
どっちでも良いって言うけど、しといた方が良いね。ってよく言われます。Vol.1
おはようございます。
GW明けの月曜日、皆さんは五月病に掛かっていませんか。
僕は、黄砂のためか目と喉にゴロゴロを感じます。
それにしても、タイトルの表記がブサイクになってしまいました(笑)
今日は相続のご相談に来られる方が良く感想として言われる、『しといた方が良いね。』ってお話です。
相続ってなに?
相続というのは、ご親族がお亡くなりになられた際に財産を引き継ぐということですが、不動産をお持ちの方が亡くなった場合、亡くなった方の不動産の登記のお名義を引き継がれた方に変更するというお手続きがあります。
これを相続登記って言います。
相続登記の義務はあるの?
そして相続登記はする必要があるの?ってよくご質問をされるのですが、法律で定められた義務の有無でお答えすると『義務はありません。』という答えになります。
だから、どちらでも良い訳なんですが、、、。
僕は『どっちでも良いですが、されておいた方が良いですよ。』ってアドバイスしています。
そして今回は、
『どっちでも良いって言うけど、しといた方が良いね。ってよく言われます。Vol.1』として、お手続きを踏みとどまる理由を解説します。
躊躇してしまうお気持ちあるある
相続を受けられる方の悩まれる理由は、いくつかあります。
1.費用が掛かる
2.お金に直結することだから言い出しづらい
3.親族と連絡のやりとりをずーっとしていないから、どこにいるかわからない
という理由が主だっていると思います。
1.費用が掛かる
『1.費用が掛かる』は、高い安いは個人差があると思いますが、概ね15万円から20万円程度です。不動産の評価が安い場合や相続人の数がお一人の場合など、10万円未満って場合もあります。
この時点で正直無理!って感じられてしまいそうですが、その場合は法務局に相談窓口があります。
必要書類の収集や作成はご自身で行わなくてはなりませんが、何度も教えてくれて、司法書士に支払う報酬が無いので良いと思います。
2.お金に直結することだから言い出しづらい
『2.お金に直結することだから言い出しづらい』の理由でお手続きされないのが、一番多いかと思います。
『お金(財産)のことを分けようか』という一言は、忌み避けたい気持ちってよく分かります。言われた方からどう思われるか。って考えが働くからだと思います。
もしくは自分だけのものにしたいけど、理解してもらえるかわからない。って不安がよぎるかもしれません。
そっとしておいてその不動産をこのまま利用し続けられるなら、わざわざ波風を立てる必要もないのかも。って思われることも多いですね。
3.親族と連絡のやりとりをずーっとしていないから、どこにいるかわからない
『3.親族と連絡のやりとりをずーっとしていないから、どこにいるかわからない』
こちらも踏み切れない理由に多いですね。亡くなられた方に前妻との子がおられたり、養子に出ておられるお子さんがいらっしゃたり、遠縁の叔父さんのお子さんだったり、正直僕でも連絡つかない親族がいたりします。
そんな疎遠になってしまった親族の多くは、お亡くなりになられた事もご存じない場合も多いのが実情です。
こんな状況だと、理由の1.と2.とも相まってしまいお手続きしづらいと感じられることが多いですね。
Vol.2のご案内
次回は、放置しておくと起こり得る大変なことをご紹介いたしますね!
最後までお読み下さって、ありがとうございました。
GW明けの今日というスタートを素敵に過ごしましょう!!