価値が有るか無いかは誰が決めるのでしょうか!?
価値が有るか無いかは誰が決めるのでしょうか!?
地域資源が埋もれてしまう理由に、
【地域資源がある地域の人たちが、そのモノ自体の価値をありふれていると感じている】からという理由を上げさせて頂きました。
まだお読み頂いていない方は、ぜひお読み頂ければ嬉しいです。
地域資源がうもれてしまう理由
そのありふれていて、価値が感じられないモノが非常に価値があるという具体例として、インバウンドを見ると良く気づくことができます。
価値が無さそうでも有るもの
例えば、海外の人にとって冬の日本のアクティビティーで人気があるのは、雪道をかんじき(スノーシュー)を履いて歩くことだそうです。
これを履いて歩くことが楽し~い!
他にも、何気なくある自動販売機が日本の治安の良さを表しクールだということで、外国人の方にとって理解が及ばず人気を博していたことは有名な逸話でした。
また中国の方が多く買い求めたという山林などの山々。手入れがなされず荒廃した土地であり、買い手など無いと思い無価値な山々と思われたものであっても、中国の方にとってはその水脈に莫大な価値を見出していました。
以上のように、自分たちの目から見た価値の有無は、正しいことばかりではなく、思い込みである可能性は否定できないということです。
インバウンド以外に気づくきっかけ
ぼくたちに身近なところで例えると、近年メルカリの登場にその意味は表れています。
自分にとっては価値が無いものと思い、出品すると意外にも反響が多かったり、思った以上の金額で購入希望者が見つかることもしばしあります。
それは自身の商品をメルカリで発信することで、インターネットでつながれた購入希望者と直接つながれたことは大きな社会の変革であります。
昔はフリーマーケットという形で、リアル店舗で自身にとって不要なものを出品していました。
それでは出店時間の制約と、また購入者数の制限がありました。
メルカリは手の中での範囲で、圧倒的な時間と顧客を相手にすることができる世界を作ったのです。
そこでは自分にとっては価値の無いものをクールと思ってくれる相手と、時間を気にせずつながることができます。
まとめ
以上のとおり、普段に目にする何気ないものが世界にとって大変貴重であったり、クールと言って人気を集めるものであるかもしれません。
この観点は埋もれている地域資源の開拓に大いに役に立ちます。
取り扱われている地域資源を違った観点で見てみると新たな発見もあったりするんですね。
今日も最後までお読み頂き、本当にありがとうございます。
講演のお知らせ
平成30年1月は2回の講演があります。
来て下さる方に喜んでもらえるように、今から楽しみです。
1月27日(土)
和歌山県和歌山市で講演をさせて頂きます。
ぼくも在籍した公益社団法人日本青年会議所近畿地区協議会2018年度持続可能な近畿確立委員会の中山吉典さんから依頼の講演です。
テーマ『地域資源のみかた』
1月28日(日)
滋賀県近江八幡市で講演をさせて頂きます。
地域おこし協力隊の的場保典さんの主催での講演です。
ぼくの地元での講演。本当に楽しみです。
テーマ『地域資源のみかた』
こちらは一般の方もご参加いただけます。
良かったら、参加して下さいね。
詳細はこちら
https://www.facebook.com/events/348462315629473/