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お客さまの感想から見える飲食店の本当の価値

お客さまの感想から見える飲食店の本当の価値

ここ二日間ほどで、とっても素敵なお店と出会えました。

一つは、明治天皇の御聖蹟があるお料理屋さん
一つは、築140年のお料理屋さん

【大好きな仲間と素敵な空間で、美味しい料理を頂く最幸の時間が過ごせました。】

このままでは、食べログになってしまうので、

飲食店の価値を地域資源のコンサルタントとして見ていきたいと思います。


滋賀県愛知郡の竹平楼さま。明治天皇の御聖蹟がございます

飲食店の本当の価値

食事を楽しむことをコンセプトした飲食店の本当の価値は、

【ドラマティックな演出】であります。

二つのお手本のようなお料理屋さんがぼくにもたらした感想は、

【大好きな仲間と素敵な空間で、美味しい料理を頂く最幸の時間が過ごせました。】

この感想にある『素敵だな。』って思えた部分が、そのお店の価値であります。

お客さまが食事を楽しむことを目的とした場合、

誰と(もちろん、ひとりでも大丈夫!)

どんな空間で

どんな料理を

どう過ごすか

が要素として大事にしています。
このことを抜きにお店作りや、お店の運営をしていると、
お店側の視点であり、お客さまがどう感じ受け取るかの視点が欠けていることになります。

あなたがお店を選ぶときにどんなことを考えていますか。

お店の選ぶとき

お客さまがお店を選定する場合、
無意識で上記の要素を、【脳内で検索の条件】としています。

脳内に該当するお店が見つからない場合は、飲食のポータルサイトを活用するんですよね。

先ほどの要素を、お店側からの言葉でいうと【お店のコンセプト】であります。

コンセプトが定まって無いと、お客様に選ばれないぞ!
とお聞きされることがあると思いますが、理由はこのことからなんですね。

コンセプトが定まると、必然的にお店の価値に共感して下さるお客さまが絞られてきます。

上記の二つのお店の建物から見出す価値が

歴史をメインとするコンセプトとした場合、

・明治天皇が好きな方

・歴史的建造物が好きな方

・歴史的なロマンが好きな方

・その建物に由来するストーリーが好きな方

が該当します。


三重県桑名市の船津屋さん

また、さきほど挙げた要素は、あくまでも要素であり、
その【コンセプトに従った要素に対するドラマティック演出が、お客様の共感を感動にかえる大事なポイント】になります。

なぜなら古民家を改装した飲食店は日本中に多数あり、それだけでは選ばれる理由までには至らないからです。

お店の要素が見出す価値を高める演出が必要なんですね。

例えばですが、
その明治天皇の逸話に感動する演出
その歴史的建造物に感動する建物の見せ方の演出
そのロマンに感動する時間空間の演出
そのストーリーに感動するお料理の提供やサービスの演出

これらが共感から感動に転換する方法であります。


あなたのお店のコンセプトに合致しない演出はないですか。


あなたのお店のコンセプトに感動する演出ありますか。

今日ご紹介した二つのお料理屋さんは、価値となる歴史というコンセプト丁寧に守られ、光や空間でそれらをドラマティックに表現されておられました。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
これからも応援よろしくお願い致します。

講演のお知らせ

平成30年1月は2回の講演があります。
来て下さる方に喜んでもらえるように、今から楽しみです。

1月27日(土)
和歌山県和歌山市で講演をさせて頂きます。
ぼくも在籍した公益社団法人日本青年会議所近畿地区協議会2018年度持続可能な近畿確立委員会の中山吉典さんから依頼の講演です。
テーマ『地域資源のみかた』

1月28日(日)
滋賀県近江八幡市で講演をさせて頂きます。
地域おこし協力隊の的場保典さんの主催での講演です。
ぼくの地元での講演。本当に楽しみです。
テーマ『地域資源のみかた』
こちらは一般の方もご参加いただけます。
良かったら、参加して下さいね。
詳細はこちら
https://www.facebook.com/events/348462315629473/

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