伝える方法(手法)の数は無数にある
伝える方法(手法)の数は無数にある
地域の素晴らしい資源について、発信の仕方に新しい手法で挑んだ今回の事業。
単なる地域の素晴らしいものを集めた展示会では、動員の面でも伝えたいことにも限界があります。
そこで、ゲームの世界に地域資源を主要素として加えることで、多くの方に情報を受信していただくことができました。
地域資源×リアル謎解きゲーム 新しい手法で地域資源の価値を伝える工夫をしました。
主体的に情報を受け取る方法
8月19日の湖国ブランド発信事業~彩食健美 健やかなまち滋賀~にて実施したのが『地域資源×リアル謎解きゲーム×ひょっこりはん』でした。
計算式の効果検証はまた改めご紹介するとして、地域資源の情報に対してどうすれば参加者に前のめり(主体的)になって受信してもらえるか。ということを考えました。
単に良いものを集めた場合では、その良いものに興味がある人を中心に来られることになりますが、今回のミッションは、【滋賀に潜在する資源を広く発信したい。】ということでしたので、滋賀の中の地域も異なれば、それぞれの価値やストーリーも異なるため、単一の世界観を作り出すことは難しく、いわいる展示会という形では広く多くの方にご来場いただき、その価値やストーリーを伝えるには限界がありました。
そこでリアル謎解きゲームという手法を取り入れることによって、ゲームとして作り上げた世界感を演出することができ、また作品が持つ価値やストーリーを謎解きの問題や正解に絡めることで、参加者の皆さまへそれぞれのクリエーターの作品を能動的にご紹介することができました。
滞留時間にも好影響が
会場での滞留時間についてはゲームクリア想定タイムの設定となり、その場に主体的に滞留して頂けることから、印象に残し知識として定着していただける効果があります。
滞留時間が長いと消費にも影響すると言われており、間接的に地域資源に向き合う時間が取ることができました。
滞留時間を延ばし、考える時や疲れた時に腰掛け、プレイ中に苦にならないようにしたベンチ
さいごに
これらのように、従来のモノをモノとして扱い発信するとコモディティ化してしまい共感が得られず、今回のようにゲームの要素として発信することによって、結果本来のターゲット以外の多くの層の方にお知りいただく機会とすることができます。
伝える方法(手法)の数は無数にある。そんなことを実践してみました。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。