生産農家さんの悩み
生産農家さんの悩み
リアルなお話を聞くことによって、当事者も気づけない入り口を探すことができると考えました。
そこで先日、青年会議所でご一緒に活動をさせて頂いた友人から、現在の生産農家さまの現状についてお話を伺うことができました。
生産農家さまの悩み事、それは【高齢化問題と後継者不足】です。
地域や業界課題の解決と共に、全国ブランドにする地域資源コンサルタントとして、本当にやりがいを感じることができるお話しとなりました。
貴重な機会を頂いた青年会議所の友人に感謝です。
生産農家さんのお悩みの本質
高齢化に伴う後継者の問題はどの分野でもこの先言えることです。
ですが、どんな業種でも新しい人が介在し頑張っておられるのも事実であります。
その差は何かというと、『ビジネスとしての採算性』の差であり、悩み事の本質であります。
しっかりと利益が出るという採算が見込めれば、チャンスとして若手が参入されておられます。
生産農家さんは、ぼくたちの健康の体つくりのために栄養価が高く、美味しい作物のために命を懸け研究し生産を続けて下さっておられました。
本当に美味しいし、何より安心して頂けることに尊敬と感謝の念を感じております。
情報化社会になり消費者が多くの選択肢を得る中、本当の価値を伝える工夫が必要となった今こそ、地域資源コンサルタントとしてできることが多いと確信しています。
これからでもできること
ビジネスとしての採算性を高めるためには、しっかりとした売上を創ることであります。
生産されておられる農作物の価値やストーリーを伝えることによって、付加された独自の価値が価格競争から脱却させ売り上げを創ることができます。
そして売り上げが上がれば人を雇い入れすることができます。そうすれば雇用者から後継者が生まれる可能性が高まります。
その他にも後継者がでなかったとしても生産性があがり収益が多くなれば、事業の売却という選択肢も出てくることができます。
きちんと商品やサービスの本当の価値やストーリーを伝えること。
そんな工夫をぜひ取り入れてみてください。そのお手伝いをさせていただき悩み事を解決できればうれしいです。
今日も最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。
あなたの商品は本当の価値を伝えていますか?
編集後記
福島正伸先生は、部下やクライアントさんが不満を抱くときについて、こうおっしゃっておられました。
主体性を失くした時に苦しくなる。どこかつまらなく、どこか張り合いがなくなる。
人は自分の意志で自由に生きたいと思うため、人による管理や強制を拒みます。
だけど、苦しい時ほど人に頼り主体性を失くしてしまいます。
そして自己管理とは自分をほっとかないこと。苦しい時ほど自分を活用して主体性を発揮しなければなりません。
と教えて下さりました。
深い気づきに頷くばかりでありました。