数値で表す近江八幡市の状況と将来
数値で表す近江八幡市の状況と将来
おはようございます!
滋賀県の近江八幡市で司法書士をしている岩渕誠です。
昨日は近江八幡青年会議所の勉強会に参加してきました!
将来的な不安や希望が漠然としているのは、数値による見える化されていないのも原因ではないでしょうか。
数値で表された将来と、それからの展開にご興味ある方はぜひご一読ください。
すんごい気づきがいっぱいだったので、これはブログにと思ったので綴ります!
ビッグデータって面白い!
2016年に青年会議所で学んだ【地域経済分析システム(RESAS(リーサス))】を使った勉強会に参加してきました。
RESASとは、まち・ひと・しごと創生本部により、地方自治体による様々な取り組みを情報面・データ面から支援するために平成27年4月1日から提供されました。
リンク:【まち・ひと・しごと創生本部】RESASの説明や操作のご案内が見れます。
これがむちゃくちゃ面白い。直観で操作できるので一度お試しあれ。
たしかGoogle chromeのブラウザでのみ動いたと記憶しています。
具体的に近江八幡の滞在人口を調べたり、平日の人口移動推移を視覚的(グラフ)に調べることができ、これは日本全国で調査することができます。
昨日の勉強会について
近江八幡青年会議所が主催する近江八幡の地域資源の活用事例を趣旨に、近江八幡市に拠点を置かれるまちづくり会社の株式会社まっせ様の田口真太郎講師をお招きしての講演をいただきました。
株式会社まっせ様では、近江八幡の地域資源である町屋や西の湖の有効活用や松明の保存活動などを通じ、行政では取り組めない民間企業目線で地域資源を活用できる人材育成活動に取り組まれておられます。
そんな中で興味深いお話が聞けましたのでご紹介します。
近江八幡市の将来の人口推移
2015年の人口と2040年の対比を表したスライドです。
中学生以下である14歳未満の子供が25%減が予想されています。
近江兄弟社小学校の閉校も記憶に新しいですが、4分の1が閉校する可能性があるんですね。
特に保育・幼稚園・小学校は基本的に特色なく同じことを教えるため統廃合は避けられないのかもしれませんね。
さぁどうしよう!
近江八幡市の観光客ってどこからきているの?
近江八幡への観光にどの都道府県からのお越しされておられるのかを表したスライドです。
休日の一日の数値ですので、毎週末に3万人にお越しいただいているみたいです。
ここで示されているのは、京都・大阪からのお客様で56%に達している点。
ずっと言われている近江八幡に宿泊場所がない。勉強会の中では、その内15%程度が宿泊されておられるそうです。
現状を鑑みると宿泊施設は不要なのかもしれないですね。
むしろタクシーサービスを充実させることが優先すべきだと思いました。
先日京都の友人が近江八幡から京都までタクシーでお帰りになられたのですが、支払いが20,000円になったそうです。
JRが夜遅くまで無いのであれば、観光客の方へのタクシーが活躍できるマーケットはあると思うのですが、、、これじゃ紹介できないですね。
逆に京都から近江八幡市に帰る場合は、8,000円程度で済むから解決方法としては、京都まで8,000円で大阪まで15,000円程度で戻れるなら、小旅行の3~4人でお乗りされれば気にならない金額になり、多少は県外のお客様に近江八幡の滞在を増やせる気がいたしますね。
最後に
昨日は久々に青年会議所らしさのある学びに触れることができました。
RESASのデータをまた加工され、わかりやすくお伝えくださった田口真太郎講師に感謝の気持ちでいっぱいです。
また5月22日の近江八幡青年会議所の例会で色々と学べる機会があるということで楽しみです。
講師を務めて下さった田口真太郎さんのご紹介です。(Facebook)