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地域資源の価値は【商品の根本価値ではなく個性からくる価値】

地域資源の価値は【商品の根本価値ではなく個性からくる価値】

先日からブログの更新が止まってしまっていました。
書くのは書いていたのですが、内容に納得できず伝えたいことがうまく書けなかったので、もう少し磨き上げてからブログに掲載しようと考えました。


その時読んでいた本の章テーマが『ハイボールが売れた理由の分析』だったので、地域資源コンサルタントとしての見分をブログに。と思ったのですが、地域性や個性という観点から本当の価値やストーリーを見出す方式に無理やり当てはめようとしていて、しっくりこなかったのが原因でありました。


ハイボールの価値
ハイボールが定番となってから随分と時間が経ちました。2008年から復活プロジェクトができたそうですよ。

ハイボールの価値分析

それはお米やラーメン、カレー、ビールなどの大カテゴリーを分析するようなもので、普遍的で国民食的な位置づけになると、その分析はもはや根本価値の分析となってしまったからです。


ハイボールが大カテゴリーという普遍的な地位を築いたのか。と言われるとシェアを勘案し認知度的にも充分であるとぼくは思っています。しかし、時代の変化と共に変わり行くものだと感じますが、ながらく続く大カテゴリーに至ることができた要件として、生活者が求める【食事に合う、ジョッキでゴクゴク飲める、気分や状態によってアルコール量を調整できる】というニーズにマッチしたのだと思われ、それらは根本的な価値の真ん中に近づく売り方に対応できたからだと分析しました。


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お洒落なハイボールタワーとその認定証。
美味しいハイボール提供のためジョッキ冷蔵とレモンの徹底!!
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地域資源は、地域色が主となるため、その普遍的な大カテゴリーの中から、さらに価値や個性を見出し独自化されたものになります。根本的な価値を求めるのではないところに大きな違いあるということを気づくことができました。


今日も最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

編集後記

挑戦して不発になって、悶々として時間経過したけどいい勉強になりました(笑)。
ある意味、今までしたことが無い分析のチャレンジだったなぁ。っと。

得意じゃない、専門じゃない事柄についてどう取り組むかは、各々の考え方だと思いますが、二つの方法による考えがあるのでは無いでしょうか。

1.得意なこと、専門的なことをだけに臨み、苦手なこと、初めてなことは別の人で得意や専門としている人が担当し、それぞれがお互いを補い合う方法。

2.苦手なこと、初めてなことでも挑戦し、成功や失敗したことが経験値となり、成長と捉える方法

どちらを採用するかは人員や外注できる資力という経営資源によったり、時と場合によって1.2.の採用が分かれると思いますが、ぼくは福島先生の教えもあり2.で行ってる気がします。
なんでも経験だし、失敗したら成功するという選択肢に辿り着きやすい!!
そう考えております。

著者ご紹介

 

地域資源コンサルタント 岩渕 誠

岩渕 誠 1980年11月3日生まれ 
滋賀県近江八幡市生まれ

2016年に青年会議所近畿地区協議会にて地域資源を全国ブランドにするための事業の責任者を機に、地域資源について研究を始めました。


消費理由の分析から地域からの応援に至るブランディングのメゾットを開発し、地域を盛り上げるため日々取り組んでいます。


商品開発や改良のお話しなど、ぜひ話を聞いてみたいと思っていただければ

お気軽にご連絡して下さい!!
ご連絡は 
iwabuchi@shihoushoshi-tokyo.com
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