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自分でできないことはプロに頼む②

自分でできないことはプロに頼む②

前回に続き、売り上げを上げるには、次の4つの要素で考えて、自分でできることで得意なことを絞ると良く、そうでないものはプロに頼んだ方が良いと考えています。


1.告知数 2.決定率 3.客単価 4.リピート率

そして、頼んだ間にプロのノウハウを吸収していくことで経営を強化していくものだと思っています。
ぼくもコンサルタントとして、経費削減や原価調整ではなく基本的に売り上げアップのお手伝いに該当します。

地域資源コンサルタントとして

1.告知数 2.決定率 3.客単価 4.リピート率のうち、地域資源コンサルタントとして、直接的にもっとも得意なのは、2.決定率 3.客単価です。

客単価について。

地域資源コンサルタントとして、商品やサービスの本当の価値やストーリーを見出し、独自の価値化を図るために基本的に競合他社というのがありません。共感を持って消費していただくので価格競争が起こり得ません。


高額のブランド品などの商品や、高額な旅行パッケージが売れていくのも価値がしっかり伝わっているからなんです。
また情報が多く、その情報にアクセスするのが難しい時代に選んでもらうことは至難のことになります。だからこそ本当の価値やストーリーを全国におられるファンに向けてしっかりと発信し、商品やサービスに共感していただく必要があります。


以前ご紹介した神武米の商品も、全国の神武天皇のファンに情報が届き共感から応援してもらえたことがあげられます。

神武天皇の記事はこちら>>


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しっかりと本当の価値やストーリーを伝えましょう

リピート率について。

リピート率を高めるためには、以下の手法があります。地域資源コンサルタントとしては、リピート率を高める方法として、次の順番で大事だと考えています。


1.コミュニティ 2.紹介特典 3.DM 4.特別なサービス
5.ステップ方式 6.次回予約 7.ポイント 8.キープ カルテ
9.会員制度 
 
NG 割引や値下げ 

業種や業態によって順位が異なったり、採用できることできないことはあるかと思います。

一番は本当の価値やストーリーに共感を得て消費につなげているため、コミニティからファンの方たちといかに繋がりを大切にして継続にしていくか。を大切にしています。

キャンプグッズを展開するスノーピーク社もコミニティーを形成し、キャンプの楽しさを伝えたり、そこから企業とお客さまと双方向に情報交換をされてこられました。

せっかく商品やサービスにファンになって下さった方と継続した繋がりを大事にしていく方法をとることがポイントです。


一番リピート率を上げる方法でNGとしているのは、【値下げ】です。


これは、値段が下がったら買う顧客は、その商品やサービスの本当の価値が伝わっていない顧客です。
価値が伝わらない以上、その顧客は正規金額では買うことはない顧客であるため基本的に次に続くことはありません。
またご贔屓リピーターということで、値段を下げてという気持ちはわかるのですが、リピーターこそ価値を理解して下さっているため、値段を下げる必要などなく、値下げ以外の4.特別なサービスを持って代えれば良いのです。
また一度下がった価格で購入すると、それが基本となってしまうため本当に注意が必要です。


今日も最後までお読みくださって、本当にありがとうございました。

編集後記

地域資源コンサルタントとして、もろもろ得意なことを挙げさせていただきました。
キャンペーンとして試供品を配ったり、プレゼントすることは値下げには該当しません。
これは告知数としてであり、値段を下げて購入してもらうという目的と、それをきっかけとする目的でそもそもが異なっております。

『告知』は行動デザインから次のアクションを取ってもらうための導入や仕掛けなんですね。


最近思うことがあって、インバウンドなどあって観光業へのフォーカスが何かとされておりますが、少し前のお話しとして観光が廃れた時代があったそうです。
それは温泉街の盛衰です。いつの時代も観光は娯楽であったと思われますが、逆に言えば、いつの時代にもニーズはあったにも関わらずなぜ観光業が廃れてしまったのか、バブル崩壊などを起因とした時代の変化に対応できなかったところは否めないと思われるのですが、大変興味深く感じているところです。

未来に続く研究として、もろもろ調査してみようかと考えております。


盛衰を経験した観光業
※写真はイメージです

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